自分軸でいないと、結婚生活で辛い思いをすることがよくあります。
本記事では、自分軸で生きて離婚して幸せになったエピソードや、楽しい人生の秘訣を紹介します。
離婚に踏み切れず、辛い思いをしている方はぜひ参考にしてください。
自分軸がなく、離婚できなかった時に辛かったこと
自分軸がなく、離婚できなかった時に辛かったことは何でしょうか?
具体例を3つあげます。
- 夫に認められようとしていた
- 夫の言うとおりにしていた
- 一方的な夫婦生活がイヤだった
詳しく説明します。
夫に認められようとしていた
自分軸がなかった過去の私は、夫に認められようと必死で、辛い思いをしていました。
我が家に私の母が同居していることを負い目に感じていたこともあり、夫に認められたいという気持ちが強かったのです。
決して余裕があったわけではありませんが、義母に母の日やボーナス時には仕送りをし、また地域の美味しいものを送っていました。
今ならネットでワンクリックで済みますが、当時は旬のものを送るために、忙しいなか車で注文しに行っていました。
本当に忙しかったし、住宅ローンもあったのに、まさに他人軸で当時は辛い思いをしたエピソードです。
夫の言うとおりにしていた
自分軸がなかった過去の私は、自分を主張することができず、辛かったです。
「怒ったり、拒否したりするのは大人げない」と思っていたのです。
たとえば、息子が小学校の高学年の頃、北海道にある夫の実家に帰った時のこと。
朝イチのフライト便にポケモンの絵が描いてある飛行機があり、私は「ポケモン好きの息子を乗せてあげたい」と、羽田の近くのホテルに前泊の予約を取りました。
しかし夫は、「そんなもったいない!」と一喝。
こんなチャンスはないのにと思ったものの、「ケンカして出かけても…」と泣く泣くホテルをキャンセルし、航空券も変更しました。
こんな風に夫の言いなりになっていた他人軸の過去の私は、本当に情けなかったです。
一方的な夫婦生活がイヤだった
自分軸がなかった頃の私は、夫婦生活においても自分を主張しきれず、辛かったです。
夫の機嫌を損ねるのがイヤだったし、面倒だったのです。
夫の都合優先の夫婦生活はイヤで、「もの扱いしないでほしい」とは言ってみたものの、全然わかってもらえませんでした。
大事なコミュニケーションの一つである夫婦生活も、流されてきてしまった他人軸、辛かったし最低でしたね。
自分軸になって気づき始めた…離婚するしかないと思った理由
自分軸になって、離婚するしかないと思った理由は何でしょうか?
その気づきと理由は、以下の3つです。
- 夫に認められなくていい!
- ケンカしていい!
- 私は、夫のATMじゃない!
詳しく説明します。
夫に認められなくていい!
自分軸になって、「夫に認められなくていい」と気づいたことで、離婚に踏み切れました。
というのも、自分軸になると、たとえ夫の評価でも関係なくなるからです。
以前の私は、息子の不登校の問題・少年野球のサポートなど、私の努力を夫に認めてほしいと思っていました。
しかし、自分軸になってからは、私が息子を信じて自分ができることを精いっぱいするだけだと思うようになりました。
自分軸になって、夫に認められなくてもいいと気づけたことは、離婚に踏み切れた理由の一つです。
ケンカしていい!
自分軸になると、「ケンカしないことには始まらない!」とさえ思うようになりました。
なぜなら、ケンカをすることはお互いの意見を伝え合うことであり、夫婦のコミュニケーションに欠かせないものだからです。
それからは、子どもの進路のことや家の住み替えなど、意見をぶつけていきました。
何事も波風立てるのがイヤで、やってきてしまいましたが、自分軸になるとケンカしていいんだと思うようになりました。
私は、夫のATM じゃない!
自分軸になって、私は夫にとって都合のいいATMではないかと気づきました。
なぜなら、夫の給料のいくらかをもらっていただけなのに、要求されるたびに黙ってお金を渡していたからです。
夫の「金あるか?」というやり取りは何度もありましたが、一度も断れませんでした。
夫の兄姉から借金の申し込みがあった時も、その金額とおり、工面しました。
自分軸になって、思考停止になっていたお金のことも、気づくことができるようになりました。
離婚して自分軸で生きている今、幸せを感じる瞬間
離婚して自分軸で生きている今、どんな時に幸せを感じているでしょうか?
幸せを感じる瞬間は3つあります。
- 朝、目覚めた時
- 自然のなかにいる時
- 私は自由!何をしてもいいと感じる時
詳しく説明します。
朝、目覚めた時
離婚して自分軸で生きている今、まず、朝目覚めた時に幸せを感じます。
以前は、朝起きると夫が使った灰皿や空のペットボトル、散らかった部屋の掃除から始めなければなりませんでした。
でも今は、夜片づけたままで整っているので、気持ちよく一日を始められます。
今日の予定を考えても、買い物リストに夫のものがないのが清々します。
自分軸になり、朝の目覚めと、風の爽やかさは格別です。
自然のなかにいる時
自分軸になると、自然の感じ方も変わってきて、とても幸せになります。
なぜなら、自分軸になると、他のものを羨まなくなるからです。
たとえば、他人軸だった頃の私は、「鳥はいいなあ自由に行きたいところへ行けるし」「花や木も自然のままでいいなあ」と思ってました。
でも自分軸の今は、「鳥も花も木も私も、地球で生きてるそれぞれの命」と思えるようになりました。
自然が優しく感じられ、とても幸せになりました。
私は自由!何をしてもいいと感じる時
「私は自由で何をしてもいいんだ」と思える瞬間、とても幸せを感じます。
以前は夫がどう思うのか、いつも考える癖がありましたが、今は自分がよければそれでいいので幸せです。
以前、夫は金ボタンの付いた私の服を見て、「田舎者!」と言い放ったことがありました。
その時は何も言えず、それからは、無難な服を選ぶようになっていました。
でも今は、自由に自分好みの服を選べるようになり、好きな服を着て毎日ハッピーです。
離婚経験者が語る!自分軸で生きるために大切なこと
自分軸で生きるために大切なことは何でしょう?
ポイントは、5つあります。
- 自分にどこまでも正直になる
- どんな小さなことでも自分で決める
- イヤなことはしない
- 他人の目を気にしない
- 自分をもてなす
詳しく説明します。
自分にどこまでも正直になる!
自分軸で生きるためには、自分にどこまでも正直になることが大切です。
自分の気持ちに従って素直に行動すると、気が楽になります。
たとえば、夫の兄姉へのお中元やお歳暮を辞めました。
義理でやっていることを辞めたら、スッキリしました。
このように、自分軸で生きるために、自分の気持ちに正直になりましょう。
どんな小さなことでも自分で決める!
どんな小さなことでも、自分で決めていくことを大切にしましょう。
なぜなら、自分で決めることで、自分に自信が付き、自分軸が育っていくからです。
たとえば、今週は買い物に行かず、乾物などを利用して食事を作るなど。
自分で決めることを重ねて、自分軸を取り戻していきましょう。
イヤなことはしない!
家事や人付き合いなどで、イヤなことは、できるだけしないようにしましょう。
なぜなら、イヤなことを無理してやっていると、自分の価値が下がり自分がイヤになってしまうからです。
たとえば、買い物で重いものを運ぶのがイヤなら、宅配を利用します。
また、気の進まない会社、地域のおしゃべり会などはきっぱり断ります。
このように、日々の生活のなかでイヤなことを少しずつ整理していくと、気持ちよく毎日が送れます。
他人の目を気にしない!
他人の目を気にせず、自分が思ったとおりに行動しましょう。
なぜなら、他人の目を気にするのは、自分軸とは真逆のことだからです。
たとえば子どもが大きくなったからといって、夫や子どもをおいて旅行に行くのは、
世間では許されないだろうなと考えて諦めたりすることです。
妻だから、母親だからという常識や風潮にとらわれず、自分が思ったとおりに行動していきましょう。
自分をもてなす!
自分を一番大切な人として、最大限もてなしましょう。
というのも、自分軸の根っこは、自分を愛することだからです。
温泉や散策が好きなら、出かけてリフレッシュしたり、日々の暮らしのなかでもお花を飾ったり美味しいケーキを食べたりしてみてください。
このように、自分をもてなし、充足感を味わいましょう。
まとめ
自分軸がない結婚生活は辛いものでした。
本記事では、自分軸で生きるようになったら離婚して、幸せになったエピソードと自分軸で生きるために大切なヒントを紹介しました。
離婚に踏み切れず、辛い思いをしている方はぜひ参考にしてください。
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