赤ちゃんの夜泣きは、パパとママも寝不足になり、ストレスが溜まってしまうもの。
そんな時、夜泣きする赤ちゃんを放置しても良いのかと悩みますよね。
本記事では、夜泣きする赤ちゃんを放置するとどうなるのかを、筆者の体験を含め紹介します。
赤ちゃんへの夜泣きの対処法も紹介するので、夜泣きに悩む方は参考にしてくださいね。
赤ちゃんが夜泣きをするのはなぜ?
赤ちゃんはなぜ夜泣きをするのでしょうか?
夜泣きの原因は、主に次の5つが挙げられます。
- 暑い寒いなど環境の不快感
- 空腹やオムツなど身体の不快感
- 日中の刺激の影響
- 睡眠リズムが不安定
- 不安感
今も夜泣きの原因は未解明な点も多いそうです。
とくに理由なく夜泣きすることもあるので、考えすぎないようにしましょう。
赤ちゃんの夜泣きを放置してもいい?
「赤ちゃんの夜泣きを放置しても良いの?」とお悩みのママも多いですよね。
実は、2つの考え方があります。
- 海外ではすぐ抱き上げず放置して様子をみるのが普通
- 少しの間なら泣かせておいても大丈夫
詳しく解説していきましょう。
海外ではすぐ抱き上げず放置して様子をみるのが普通
海外では赤ちゃんが泣いても、すぐには抱き上げず見守るのが普通です。
様子をみるのは、泣くべき時と泣かなくても良い時の区別をさせるため、子供の自立心を育てるためだと言われています。
海外では赤ちゃんの部屋があり、1人でベビーベッドで眠らせる家庭も多いイメージがありますよね。
必ずベビーモニターなどで、赤ちゃんの様子を別室から確認しますが、泣いたからといってすぐに抱っこしにはいきません。
ただし、どうしても泣き止まない時や、様子がおかしい時にはすぐにかけつけます。
何もせず「放置」するわけではなく、赤ちゃんの体調などを確認し、「見守る」ことが大切なのです。
少しの間なら泣かせておいても大丈夫
夜泣きしている赤ちゃんは、少しの間なら泣かせておいても大丈夫です。
泣いてすぐに抱き上げることを習慣にすると、抱っこしてもらわないと眠れない子になってしまう可能性があるからです。
最初は泣かせておくのがかわいそうに思えて不安ですが、まずは5分から10分くらいはそのまま見守ってみましょう。
ただの寝言の可能性もありますし、少しそっとしておくとまた眠り始めるかもしれません。
赤ちゃんの夜泣きを長時間放置するとどうなる?噂の真偽を解説
では赤ちゃんの夜泣きを長時間放置して、赤ちゃんに悪影響はないのでしょうか?
実はこのような2つの噂があります。
- 体調に異変が出る
- サイレントベビーになる
それぞれの真偽を解説します。
体調に異変が出る?
夜泣きに対応しなかったことが原因で病気になる可能性は低いでしょう。
泣き疲れる可能性はありますが、5分〜10分程度の放置では体調に影響しないからです。
放置する前には、おむつや空腹、気温などに原因がないことを確認することが必要です。
赤ちゃんの様子を見ながら、5分〜10分程度を限度として見守ってあげましょう。
サイレントベビーになる?
夜泣きを放置することで、サイレントベビーになることはないと言われています。
サイレントベビーとは、常に表情がなく泣いたり笑ったりしない赤ちゃんのことです。
サイレントベビーの原因は、放置が繰り返されることにあると言われていますが、夜泣きを放置する程度では影響しないからです。
夜泣きを減らすために夜は放置しますが、日中にたくさん相手をしてあげて、愛情をかけてあげれば大丈夫です。
夜泣きを放置して育てた筆者の娘たちは、現在も表情豊かでサイレントベビーにはなっていません。
赤ちゃんの夜泣きがなくなれば、日中に赤ちゃんにたっぷり愛情を注ぐ余裕ができますね。
赤ちゃんの夜泣きへの対処法
では放置しても、どうしても泣き止まない赤ちゃんへの対処法はあるのでしょうか?
どうしても泣き止まないときの対処法は3つあります。
- 抱っこしてあやす
- 一旦覚醒させる
- 音楽を聞かせる
それぞれ説明していきます。
抱っこしてあやす
どうしても泣き止まないときは、優しく抱っこしてあげましょう。
赤ちゃんは一人で眠ろうとして、泣きながらも頑張ったからです。
最初は泣き始めてから5分見守ってから抱っこをして、その次は泣き始めてから10分見守ってから抱っこをするなどと時間を延ばしていきましょう。
見守る時間を少しずつ長くしていくだけでも、効果があります。
頑張った赤ちゃんを褒めてあげる気持ちで、抱っこしてあげられると良いですね。
一旦覚醒させる
泣き止まない時は一度目を覚まさせるのも一つの方法です。
寝ぼけた状態で、わけもわからず泣いている可能性があるからです。
抱き上げて声をかけ、しっかりと起こしてみましょう。
最初はきちんと目が覚めなくてグズグズしてしまうかもしれませんが、興奮しすぎない程度の気分転換をしてみると良いですね。
気分転換してから、もう一度寝かしつけをすると意外とあっさりと寝てくれることがあります。
音楽を聞かせる
眠るときにはいつも同じ音楽を聞かせるのもおすすめです。
赤ちゃんは、「この音楽が流れたら寝る時間だ!」と認識し、眠りやすくなるからです。
音楽を聞かせる場合は、毎日違う音楽にするのではなく、寝る時にはこの音楽!という音楽を決めることが大切なポイント。
お昼寝をさせるときにも、夜の寝かしつけをするときにも、必ず決まった音楽を流すようにしましょう。
夜泣きの時にも、音楽を聞くことで眠りに繋がりやすくなります。
実際に夜泣きを放置した経験談
筆者も、夜泣きを放置した経験があり、その効果は絶大でした。
筆者の場合は、少しずつ夜泣きを放置する時間を長くしました。
- 最初の夜泣きは5分程放置してから抱っこ
- つぎの夜泣きは10分放置してから抱っこ
- その次の夜泣きは20分放置してから抱っこ
長女は10分毎に夜泣きする子だったので、初日は一晩中泣いている状態でした。
しかし翌日には少し泣く時間が減り、その翌日にはもっと泣く時間が短くなったのです。
そして1週間もすれば、朝まで一度も夜泣きせず、目が覚めても自分で眠れる子になりました。
赤ちゃんはふと目が覚めたときに、眠った時と同じ状況でないと、驚いて泣いてしまうそうです。
長女の場合は、添い乳が原因でした。
「お口にあったはずのおっぱいがない!」と、長女は泣いていたようです。
添い乳は楽ですが、夜泣きが増える可能性があるのでおすすめしません。
そして筆者の経験から、夜泣きを放置する方法は夜泣き対策にかなり有効だと思います。
まとめ
本記事では、夜泣きを放置すると赤ちゃんにどのような影響があるのか、またどうしても泣き止まないときの対処法などを紹介しました。
夜泣きを放置する方法は、実は海外ではメジャーで、夜泣きが改善される可能性が高いです。
この記事が、赤ちゃんの夜泣きに悩んでいる方の助けになればうれしいです。
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