旅行先での食事は、家族旅行の楽しみのひとつです。
本記事では偏食の子供を持つ親は、家族旅行先での食事をどう乗り越えているのかを紹介します。
子連れで旅行に行きたいけど、旅行先での食事に悩んでいる方は、参考にしてくださいね。
【偏食の子供をもつママに聞いた】旅行中の食事はどうしてる?
偏食の子供を連れて旅行する場合、旅行中の食事はどうすれば良いのでしょうか。
実際に偏食の子供を持つ筆者や、周りのママに聞いた対処法を紹介します。
宿では食べず外食する
筆者が偏食の娘たちと旅行する時、食事が付かない宿泊先を選んで外食をしました。
宿泊先で食事をしても、おとなしく待ってくれないので、結局落ち着いて食事ができないからです。
現地のおいしい料理を食べたい気持ちをあきらめ、子供たちが喜ぶファミレスやファストフードで食事をしました。
せっかくの旅行で少し残念ですが、子供が好きな食事ならストレスなく食事時間を過ごせます。
テイクアウトして宿泊先や外で食べる
偏食の子連れ旅行の時は、テイクアウトして宿泊先や屋外で食べることもあります。
大人は現地のおいしい食事や珍しい食事をテイクアウトし、偏食の子供たちは別のお店で大好きなハンバーグなどをテイクアウトします。
それぞれ好きなものをテイクアウトして、一緒に楽しく食べられるので、家族全員が満足です。
最近は宿泊先にも配達してくれるデリバリーサービスもあるので、利用すると便利ですね。
ビュッフェ形式の宿泊先やレストランを選ぶ
偏食の子連れ旅行では、食事がビュッフェスタイルの宿泊先やレストランを選ぶこともあります。
ビュッフェスタイルなら、だいたい子供向けのポテトやジュースが揃えられていて、偏食の子供たちも食べられるものがあるからです。
大人もおいしい食事ができるし、子供たちも楽しめるのでおすすめです。
大人と同じ食事を出した
筆者の友人Mさんは、子供が偏食だからといって特別なことはせず、旅館の食事を取らせるそうです。
おそらく白米しか食べないと分かっていても、旅館が普段出している子供用の食事を用意してもらうとのこと。
旅行とはこういうものだと知ってもらいたいという気持ちと、もしかすると旅行を機に食べるものが増えるかもしれないと期待しているのです。
Mさんは、「食べなくてお腹が空いても、自分の責任だから」という厳しい信念を持っていました。
偏食だといって甘やかさず大人と同じように扱うのも、ひとつの方法ですね。
宿泊先に事情を話してレトルトカレーを持ち込ませてもらう
Kさんは宿泊先に子供が偏食であることを話し、レトルトカレーを持ち込ませてもらったそうです。
旅行中の丸3日間、偏食の娘さんはほとんど白米だけを食べていて、Kさんは心配していました。
そこで宿泊先に事情を話し、レトルトカレーをかけさせてもらえないかとお願いしてみました。
すると快く許可をいただけて、あたためてカレーライスにして出してくれたそうです。
当然、勝手には持ち込めませんが、前もって相談して許可を取るのも良いアイディアですね。
参考:きの子日記
先に子供だけ食べさせる
知人のKさんは、偏食の子供と一緒に旅行する場合、先に子供だけ部屋やファミレスで食事をさせておくそうです。
宿泊先の食事時間の前に、先に偏食の子供たちだけ好きなものを食べさせ、お腹を満たしておくのです。
部屋食の場合は大人が食事をしている間自由に遊ばせ、食事会場の場合は塗り絵やゲームを持参するとか。
「旅行中だけは仕方がない」と諦め、食事時間に遊ばせていると話していました。
どうしても旅行先のおいしい食事を楽しみたい場合は、子供とは別の食事をするのも良いですね。
偏食の子供と旅行を楽しむためのポイント
偏食の子供と旅行を楽しむためには、食事の時にどのような点に気を付ければ良いのでしょうか。
大きな3つのポイントがあります。
無理に食べさせない
旅行を楽しむためには、旅行中の食事は、偏食の子供に無理に食べさせないことが大切です。
無理に食べさせようとすると、大人もストレスが溜まってしまい、せっかくの楽しい旅行が台無しになってしまいます。
筆者の娘たちも3泊の旅行中、ほとんどポテトとチキンナゲットしか食べていませんでしたが、旅行中だけだと考えて諦めていました。
せっかくの旅行なので、無理に怒って食べさせず、家族みんなが楽しめるようにしましょう。
食べないからといって叱らない
家族みんなで旅行を楽しむため、旅行中の食事は、子供が食べないからといって叱らないようにしましょう。
子供はいつもと違う環境に、戸惑っている可能性もあるからです。
大人にはいつもと違うから楽しい旅行ですが、子供は不安を感じることもあります。
食べないからといって叱らず、「旅行中くらい食べなくてもいいや」とゆったりした気持ちで見守りましょう。
ふりかけなどの子供が食べられそうなものを持ち歩く
旅行を楽しむためにも、食事にはふりかけなど偏食の子供が食べられそうなものを持ち歩きましょう。
どこの食事でもだいたいご飯は出してもらえたり、子供のご飯を追加したりできるからです。
筆者は旅行中はかならず個包装のふりかけをたくさん持参しています。
偏食の子供が食べられるおかずがあれば取り分け、なければふりかけご飯を食べてもらえます。
旅行中、ずっとふりかけご飯しか食べていなかったとしても大丈夫です。
帰ったらいつもどおりの食事に戻していきましょう。
まとめ
旅行先での食事は楽しみのひとつですが、偏食の子供がいると食事に困ってしまいますよね。
筆者の娘たちも偏食が酷く旅行中の食事には悩まされますが、いろいろな方法で楽しく食事をしています。
本記事では偏食の子供を連れた旅行での食事を、どう乗り越えているのかを、筆者の体験談も含めて紹介しました。
偏食がひどい子供と旅行したいけど、どうやって食事すればいいのかと悩んでいる方は、参考にしてくださいね。
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