「ヨガをやってみたいけれど、忙しくて時間も無いし…」
美容と健康に効果のあるヨガですが、忙しい毎日の中に取り入れるのはなかなか難しいものです。
本記事では、10分でできる朝ヨガを毎日続けるポイントやポーズを紹介します。
ぜひ気軽に朝ヨガにチャレンジしてみてくださいね。
朝ヨガを10分するだけで得られる効果5選!
朝の時間に10分間ヨガをするだけで得られる効果は、たくさんあります。
ここでは、朝ヨガで得られる効果を5つ紹介します。
- 代謝が上がる
- 自律神経が整いやすくなる
- 気持ちがスッキリする
- 生活リズムが整う
- 集中力が上がる
ひとつずつ詳しく説明します。
代謝が上がる
朝ヨガをすると、代謝が上がります。
ヨガの腹式呼吸によって、血流がよくなることで、内臓の働きが活発になるからです。
また、代謝は朝から夜にかけてなだらかに下がっていきます。
朝の時間にヨガをして代謝を上げることで、一日トータルの代謝量を増やし、ダイエットにもつなげられます。
朝ヨガに取り組んで、一日の代謝をどんどんアップさせましょう。
自律神経が整いやすくなる
朝起きた時間にヨガを取り入れることで、自律神経が整いやすくなります。
夜眠っている間に優位になっていた副交感神経が、ヨガを行うことで、交感神経にスムーズに切り替えられるからです。
ただし、ヨガを1回したから自律神経が整うという訳ではなく、毎日継続することが大切です。
毎日続けることで、身体も自律神経を上手に切り替えられるようになります。
朝ヨガを自律神経のスイッチにして、身体を整えていきましょう。
気持ちがスッキリする
朝ヨガに取り組むと、気持ちがスッキリします。
清々しい朝の時間に、新鮮な空気を身体に取り込むことができるからです。
また、ヨガの腹式呼吸を行うことで血流がよくなり、身体が軽くなりスッキリします。
心と身体はつながっているため、身体が軽くなると心も軽くなるのです。
朝ヨガをすると、心身の調子を整えやすくなりますよ。
生活リズムが整う
ヨガを朝の時間に取り入れることで、生活のリズムが整います。
毎朝おおよそ決まった時間にヨガをすることで、身体が習慣として覚えていき、体内時計のリズムが整うからです。
最初は眠くて身体が重く感じるかもしれませんが、体内時計のリズムが整うと、すっきり目覚めて朝ヨガに取り組めるようになりますよ。
朝ヨガをモーニングルーティーンに加えて、生活リズムを整えましょう。
集中力が上がる
起きてすぐの時間にヨガをすると、集中力を上げられます。
ヨガを行うことで身体が目覚め、血流がよくなり、脳がクリアな状態になるからです。
集中力が上がると、家事や仕事の効率も上がり、一日をスムーズに過ごせます。
効率のよい一日を過ごすために、朝ヨガを行って集中力を高めましょう。
10分の朝ヨガを毎日続けるポイント
朝ヨガを毎日続けるために、押さえておきたいポイントが3つあります。
- ベッドの中でできるポーズから始める
- 10分できなくてもいいと考える
- 朝日を浴びながら行う
詳しく説明します。
ベッドの中でできるポーズから始める
まずは、起きてすぐにベッドの中でできるポーズから始めましょう。
朝目覚めた状態で、すぐに取り組めるポーズから行うと、ヨガを毎日継続しやすくなります。
次の項では、ベッドで横になったままできるおすすめのポーズも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
朝ヨガは、朝目覚めてすぐに、ベッドで横になったままできるポーズから取り組んでみましょう。
10分できなくてもいいと考える
毎日続けたい朝ヨガは、「10分できなくてもいい」というスタンスで始めてみてください。
何事も完璧を目指しすぎると挫折しやすくなってしまうからです。
少しの時間でも、毎日ヨガを続けることが大切です。
特に初めのうちは、朝ヨガに取り組めただけでOKだと思うようにすると、続けやすくなりますよ。
「10分やらなければいけない!」と堅く考えずに、楽な気持ちで朝ヨガに取り組んでみてくださいね。
朝日を浴びながら行う
朝日を浴びながら朝ヨガを行うことも、毎日継続させるポイントです。
太陽の光を浴びることでホルモンバランスが整い、睡眠リズムを作りやすくなるからです。
朝9時までに太陽の光を浴びると、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌を抑えられ、スッキリと目覚めることができます。
さらに、朝日を浴びることで、セロトニンという幸せホルモンの分泌を増やせます。
セロトニンは15時間後にメラトニンに変わり、夜は眠りに就きやすくなるので、睡眠のリズムを整えやすくなるのです。
朝日を浴びて毎朝決まった時間に起きられるようになると、朝ヨガも継続しやすくなりますね。
10分でできる朝ヨガのおすすめポーズ
朝ヨガにおすすめのポーズを、5つ紹介します。
- ワニのポーズ
- ガス抜きのポーズ
- 橋のポーズ
- 魚のポーズ
- ネコの伸びのポーズ
ひとつずつ詳しくみてみましょう。
ワニのポーズ
背中全体とお腹を大きくツイストさせるのが、ワニのポーズです。
腹部をねじり背骨に刺激を加えることで、眠っていた内臓を起こして動きを高めてくれます。
ワニのポーズで、眠たい朝の身体を目覚めさせましょう。
【やり方】
- 片足を曲げて、曲げている膝の外側を膝と反対の手で持ち、息を吐きながら膝を内側に倒す
- もう片方の手は肩の高さで横に伸ばして、手のひらを床につける
- 反対側も同じように行う
【ポイント】
目線を横に伸ばしている手の指先に向けること。
ガス抜きのポーズ
ガス抜きのポーズは、膝を抱えて丸まる姿勢をとるポーズです。
寝ている間に固くなってしまった背中や腰の筋肉を、ゆったりとほぐしてくれます。
ガス抜きのポーズで、寝ている間に固まった筋肉を緩めて、スッキリ起き上がりましょう。
【やり方】
- 仰向けで寝て、両膝を曲げて両肘で抱える
- ゆっくりと呼吸を繰り返す
【ポイント】
顎を軽くひき、背筋を伸ばしたまま呼吸を繰り返すこと。
橋のポーズ
橋のポーズは、体の前面を伸ばすポーズです。
胸が開くことで呼吸がしやすくなり、朝の新鮮な空気をたっぷり取り込めます。
朝ヨガに橋のポーズを取り入れて、朝の清々しい空気を身体に送り込みましょう。
【やり方】
- 仰向けで、両膝を立てる
- 息を吸いながら、手のひらと踵で床を押し、腰をゆっくりと天井方向へ持ち上げる
- 息を吐きながら、背骨を上の方から順番にゆっくりと床に下ろす
【ポイント】
膝が開かないように、内ももと下腹部にしっかり力を入れながら行うこと。
魚のポーズ
寝転んだ状態から胸を持ち上げるのが、魚のポーズです。
背中がストレッチされるために姿勢が整い、胸を大きく開くポーズなので、朝の空気をたっぷり取り込めます。
【やり方】
- 仰向けのまま、両足を足先までぴったり揃えて、手のひらを下に向ける
- 両手をお尻の下に入れ、左右の肩甲骨と肘を背骨に寄せる
- 息を吐きながら、手のひらと肘でマットを強く押して、胸の中心を天井方向に持ち上げ、頭頂部を床につける
【ポイント】
首を反るのではなく、胸の中心を持ち上げることを意識すること。
頭頂部を床につけるのが難しい場合は、無理せず後頭部を床につけたまま行いましょう。
ネコの伸びのポーズ
猫がお尻を高くして背中を伸ばしている姿を真似たのが、猫のポーズです。
寝ている間に凝り固まった肩や背中、腰を気持ちよく伸ばすことができます。
猫の伸びのポーズで、身体を内側から目覚めさせましょう。
【やり方】
- ベッドの上で四つん這いになり、両腕を前に大きく伸ばす
- 脇の下から腕を伸ばして、顎と胸をベッドにつける
【ポイント】
顎と胸を下につけるのが難しい場合は、おでこをつけてもOK。
まとめ
本記事では、10分でできる朝ヨガを、毎日続けるポイントやポーズとともに紹介しました。
朝ヨガには、さまざまなメリットがあり、毎日続けることでさらに効果が上がります。
今回ご紹介した朝ヨガを、ぜひ気軽に毎日の生活に取り入れてみてくださいね。
朝ヨガをして、気持ちのいい一日のスタートを切りましょう。
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